劇団天邪鬼ロゴ 『風降る森の子守唄』 稽古日誌

 本番までの稽古の様子など、随時更新していきます。

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第九巻 2005.4.11 更新

皆様に楽しんでいただいた(?)この日誌も、今回で最終回とさせていただきます。
 ゲネプロです。ゲネプロとは舞台、衣装、照明、音響すべて本番と同じ事をします。違っているのはお客さんが入っていないだけ。

 天邪鬼は、プロの舞台さん(樺キ野舞台)に頼んでつくってもらっています。賛否の分かれるところだとは思いますが、わたくしどもは、照明、音響に関しては、それほどの知識を持ち合わせていません。加えて、この音楽文化ホールの設備を最大限に引き出したい。という思いから、プロのかたに頼んでいるのです。
 ありがたいことですが、樺キ野舞台さんとは10数年のおつきあい。更に嬉しいことに、担当が代わっていません。もはや「ツーといえば、スリーの関係」
 その信頼関係はゆるぎないものとなっています。


第八巻  

多人数の殺陣に入りました。仕事上の関係もあり、なかなか出演者の揃わない中、努力しています。多人数の場合、限られたスペースで動くことが、求められます。舞台上の都合で、実際に激しい動きをするのは3〜4人程度ですが、怪我に対する注意というのは、舞台上にいる全員にまで気を配らなければなりません。そのために、動きが萎縮してしまうこともたびたび。
そうならないためにも、安全なスペースを確認し、役者のみなさんに大きな動きをしてもらえるように演出するのが、殺陣師の仕事です。


ラス殺陣(ラスト殺陣)の女性陣3人。普段の練習以外の日、3人で集まって稽古していました。殺陣に対しては、みんな素人さんですから、稽古時間内に、殺陣師からOKはまず出ることがありません。そのために、いじらしいほどの努力をみなさんしているのです。
 そんな努力を知ってか知らずか、演出、殺陣師からは、さらに高度な要求が次々と出できます。

第七巻  

衣装作りも大詰めをむかえています。イメージから型紙をおこし、作るのですが、やはり、実際に来てみると色々と問題点が出できます。さらに追い打ちをかけるように演出からのダメだし。今年も衣装部は泣きの涙です。

 一方こちらは、島内公民館です。講堂をお借りしての稽古。前にもお話ししましたが、公演が開かれる「音楽文化ホール 小ホール」と同じスペースが作れるので、役者にとっては、非常にありがたいことなのです。



 アイテム 椅子

写真にある邪魔な椅子。これは、舞台上にある暗幕の位置を表しています。
 こうすることによって「実際に使えるスペース」がよりはっきり判ります。
 役者も確認しながらの演技。より、実際の動きに近い形が出来上がっていきます。

第六巻  

更新が今頃になってしまいました。大変申し訳ありません。
 劇団天邪鬼 第25回公演 「風降る森の子守歌」無事終了しました。ご覧くださったみなさん、役者個人にアドバイス等、支えてくださったみなさん、この場を借りてお礼を申し上げます。誠にありがとうございました。
 公演が終わったのに「稽古日誌」もなんだかなと思いますが、謹んで報告させて頂きます。
 

5月です。新緑の季節となりましたが、そんなことにはお構いなしに稽古は、怒濤のように進んでいきます。
 殺陣も全員の動きがほぼ決定しているので、稽古の主体も「抜き稽古」と呼ばれるシーンごとに細かいチェックをしながら進みます。


特に厳しいチェックのはいるのが「殺陣」
 役者同士で息を合わせ、怪我には細心の注意を払いながら演じていくという動作が求められます。
 自称「天邪鬼専属殺陣師(剣道有段者)」から細かい注意が飛びまくります。この人の場合、自分で実際にやってみせるのですが、要求されるレベルが高すぎて、役者の私たちは,アップアップ。

 

第五巻 2004.4.22 更新

四月といえば「花見」は常識。わたくし「わび」「さび」の世界を堪能しました。
松本市内のとある河川敷に会場を設け、焼き肉会。
 しかし、時期が悪かった。いえ、花のことではありません。
花見とは言いながら、誰も花なんか見ていないんですもん。悪かったのは、時間。
練習の終わった後にやったもんだから、みんな、喰う、喰う。飲む、飲む。

練習より、声がでかいぞぉ

鉄板奉行だったわたし。ほとんど食えなかった
「わび」しさと
会費をふんだくられた
「さび」しさを味合わせていただきました。

  葉桜になっています


 かんぱーい!

  会場はこんなところ



第四巻 2004.3.3 更新

いよいよ殺陣稽古が始まりました。天邪鬼の場合、舞台のアクティングエリア(演技できるスペース)を結構広く使う設定なので、あがたの森公民館教室から、島内公民館講堂へ、主稽古場が変わります。
 島内公民館講堂は、私どもが公演する音楽文化ホール(小ホール)と、ほぼ同じスペースが確保できることから、本番同様の殺陣の動きが出来るのです。
 殺陣稽古で一番怖いのが「怪我」
そのため、役者はつねに安全に気をつけます。また、演出も殺陣師も口を開くとそればかり。まぁ、素人がやるのですから、当然です。

 アイテムその1 滑りにくい靴

 写真は、殺陣師が使っている靴。裏がゴムになっていて、滑りにくい構造です。ひも靴は、足首が固定され安全なのですが、万が一ひもがほどけたらまずいという理由で、履かないそうです。ちなみに、ひじょーに臭いです。
 

 アイテムその2 サポーター

 天邪鬼の殺陣は、ひざまずいたり、転がったりと、肉体労働派の動きが多いのです。そのためひざ、ひじをガードするためには、欠かせません。こちらも殺陣師のもの。ひじょーに汗くさいです
 

 アイテムその3 竹の棒

 安全とはあまり関係ありません。本番で使う小道具の剣を練習中に壊すと、買い換える財政的余裕がないため、このような、小道具剣と長さは同じ竹の棒を使って稽古します。これも、殺陣師のもの。ねちゃねちゃしています。

第三巻 2004.2.29 更新

芝居というのは、役者だけでは成り立ちません。スタッフの協力があってこそ、初めて成立するものです。衣装部もそのひとつ。団内でもっとも充実したスタッフ数5名を揃えています。というより、役者が兼ねており、出演者の多さ故、ひとり、ふたりでは、とても手に負えないだけなんですけどね。

今回は、最初の打ち合わせから演出を交えました。というのも、前回「ガラス城の孤独」では、衣装部が決めたイメージ図のほぼ全部に却下をくらった苦い経験があるからです。演出から登場人物ひとりひとりに指示が出ます。


 演出 この役者のイメージは野蛮な感じて・・・
 衣装 じゃあ、去年の赤の衣装に上に、色を変えてショールでも・・
 演出 そうだね。あと、旅をしてきた感じがほしい

というように、すんなりと決まることは、稀なのです。

 演出 この役者は和風で。 でも重くしないでアクティブに
 衣装
 

 演出 この役者は、どうしようか?
 衣装 私たちは、清楚なイメージ、青を基調に考えているんですけど
 演出
 

 衣装 じゃあ、着物にワンポイントつけますか
 演出
 

 衣装 えっ、じゃあ、着物じゃなくて・・・
 演出 う〜ん。そうじゃないんだな。
 衣装
 


こうして、何事もなかったかのように、松本の夜は、再び更けていったのです。


第二巻 2004.2.20 更新

天邪鬼の上演ペースは、だいたい年2回。
半年かけて、一つの作品を作り上げます。早い、遅いは、このページをご覧になっているみなさんの判断にお任せします。練習時間も週2回程度。仕事が終わった後、夜の8時頃から稽古が始まります。
 本読みが終わった翌週、設定プランの変更で台本が、6ページも増えてしまいました。紆余曲折後、いよいよ「立ち稽古」が始まりました。セリフの入っていない状態での立ち稽古は、無謀だとは思いますが、後に出てくる殺陣等の段取りまで同時進行する状態になってからでは、芝居もなかなか練られないので、こういった方法でまず、芝居部分を練って行きます。

写真上から、台本を持ちながら、稽古をしている役者。

「ここは、こうやって・・・」
役者同士で、動きをつけたり、確認したり
はたして、このシーンのこの動きは、本番に使えるのか?


第一巻 2004.2.15 更新

更新が遅れ誠に申し訳ありませんでした。本日より、稽古日誌を随時ではありますが、更新していきますのでよろしく御願いします。
 さて、天邪鬼第25回自主公演は「風降る森の子守歌」を上演致します。
 1月吉日。台本作成の後、「本読み(台本を役者が声を出して読むこと)」がおこなわれました。キャスト総勢17名が繰り広げる物語。芝居で使うBGMは25曲。最近の天邪鬼の芝居は、段取りの多さも売り物(?)になっています。 
やる側は「たまんねぇぜー」なんですけどね。


初見の読みでは68分。
演出家の方から、脚本内容の「いい加減な説明」を受け、実際に動きながら練り上げていきますので、最終的な上演予定時間は、もっと先になってみないと解りません。

こうして、松本の夜は更けていったのです。